3/5、李克強総理は政府活動の報告を行いました。17の数字で、中国のKPI(重要業績評価指標)をまとめられた内容:
- 経済
- GDP成長率を5.5%前後に
- CPI(消費者物価成長率)を3%前後に
- 今年の財政赤字を2.8%以下に抑え、昨年より引き下げる目標をあげたことは、財政の持続性の強化をプラスに
- 中央政府予算3.9%増加。引き続き、成長率をマイナス成長を維持
- 中央政府予算の内、6400億元は投資専用と設定
- 財政支出の規模は、昨年より2兆元拡大
- 中央政府から地方政府への移動支出はやく1兆5千億元増加し、9兆8千億元に迫り、18%の増加率はここ数年で最大
- 納税
- 小規模・零細企業の課税所得、所得税半減の対象を、100万元から300万元拡大
- 通年の税金還付、減税規模を2兆5千億元として、そのうち、繰越税還付を1兆5千億元として、還付金は全て企業の口座に振り込み
- 研究開発費用の加算控除政策の実施に、更に力を入れ、テクノロジー型中小企業の加算控除率を75%⇒100%に引き上げ
- 民生
- 都市部の新規雇用者を1100万人以上に
- 都市部の失業率を5.5%以内に
- 失業保険基金1千億元を確保して、安定雇用と研修教育を支援し、製造業の質の高い発展に、深刻に不足する人材の育成を加速
- 住民医療保険と基本公共衛生サービス経費の1人あたり財政補助基準を調整し、医療保険30元、衛生サービス5元、それぞれ引き上げ
- 農業・農村・農民
- 食糧生産量は6.5億トン以上を維持
- 生産量の少ない中低レベル農地の改良を強化し、高水準の農地1億ムーを新規建設し、一連の大中規模潅漑エリアを新規建設・改良
- 3歳以下乳幼児の世話にかかる費用を個人所得税の特別付加控除に組み入れる
Comments
comments