お箸にある知識(易経文化

2019年12月5日

中国の文化の元は易経にあり、あらゆる所で「易経」があります。
例えば、お箸です。
お箸は物事対立の両面がありながら、共存する。正しくお箸を使う場合、片方動く片方動かず、何方もあり、何方も欠かせない。両方をバランスよく取る事が大事。これは「一陰一陽、これを道と謂う」意味を表す。

中国のお箸は他にも色々深い意味が与えられています。

標準長さは7寸6分、七情六欲を表します。
七情は、喜び、怒り、心配事、あれこれの考え(思考)、悲しみ、恐—恐れ、驚きです。
六欲は、食慾、性欲、お金と物を求める欲、職業、権力の欲、高い地位を求める欲です。
仏教の思想が入っています。

片方が丸目、片方が四角で、「天円地方」を表し、自然的、安定な意味を捉えると思います。

現代のお箸には、長さが変わったり、日本のお箸は指す機能を追加したりするが、おおもとの「一陰一陽、これを道と謂う」の意味は変わらないと思います。
日々使って、単純なものは沢山の意味があることに、意外でしょうか。

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