今日の中国語:庚子年地母经春牛图の抜粋――2020年がこう予言された

2020年は干支では、庚子の年です。「地母経」に庚子の年を予測する内容、春牛图の地母经に記載した内容を紹介します。
農業社会の中国では、収穫に影響する災害などは一定規律があると主張して、干支で一年を予測するための本、「黄歴通書」があります。 この書の中に、毎年を総括する春牛图と地母経があります。

春牛图

庚子の年、地母経の内容:

詩曰︰
太岁庚子年,人民多暴卒。
春夏水淹流,秋冬頻饥渇。
高田犹及半,晩稲无可割。
秦淮足流蕩,吴楚多劫夺。
桑叶须后贱,蚕娘情不悦。
見蚕不见丝,徒劳用心切。

地母経の超意訳です。
不吉な庚子の年では、沢山の庶民は突然な事件で死ぬでしょう。
夏には洪水、農作物の不作で、冬になると飢餓で辛抱するでしょう。
産量高い畑の収穫はいつもの半分以下、晩稲の収穫がほぼなくなるでしょう。
元々豊かな所は貧しくなり、強盗などの犯罪は増えるでしょう。
副業などをやっても、コストをかけるだけで、利益が見えにくいでしょう。

この「黄歴通書」の「地母経」が古くからできたもので、2020年特化したものではありません。ようすると、庚子の年は何かしらの災害が多いという規律があるようです。直近の庚子の年の大きな災害などを見てみよう。
・1840年
  アヘン戦争(中国現代史の転換点)
・1900年
  義和団の乱(大勢な人が犠牲した)
  ペストが日本での流行 (1899年開始)
  米比戦争(1899年開始)
・1960年
  中国での大規模な飢饉、
・2020年
  新型コロナの世界規模のパンデミック