今日の中国語:多難興邦(多难兴邦)

2020年2月20日

「多難興邦」、成語、出典:
《左传·昭公四年》:“邻国之难,不可虞也。或多难以固其国,启其疆土;或无难以丧其国, 失其守。”

日本語の意味:
国は多事多難であれば、国民は却って、奮起して興隆をもたらすことです。

四川大震災時、温家宝前首相は「多難興邦」のことを学校で教えた

人を例えば、「人は叩かれて成長する」の意味合いと近いです。人も、集団も、成熟になるまでには、困難があるわけです。困難を直面して、一つ一つを乗り越えれば、その人、又は、集団は強くなり、成熟になるわけです。
仮に、いつも穏やかな状況だと、逆に墜落していくでしょう。

この考え方は易経の考え方からのものです。物事は常に変化して、今の内、安泰であるから何もしないがダメで、リスク意識を常に持たなくてはならないことです。この安泰な時こそ、いざとなる時の備えなくてはならないことだ。
逆に、逆境でも、いくら困難があっても、凹んではダメで、困難だからこそ、我々を鍛えるものだから、貴重にして、次のステップへの成長につながるもんだ。

貿易戦争でアメリカに叩かれたのであれ、新型コロナウイルスとの闘いであれ、危機ではあるが、ない状況であるこそ、会があるわけだ。政府は、初期の地方政府の情報の隠蔽、赤十字社の腐敗など、過不足は改善していくでしょう。我々普通の人は、辛いときでもあるが、ポジティブが重要であり、新たな商機は、極変な環境の中では潜んでいるわけだ。今の困難は必ず乗り越える、その後の復興は必ず明るい未来はあると、今の14億の中国人は皆信じていることかと思います。

新型肺炎拡散の中国は否掛でいえば、「傾否。 先否後喜」の状態です。全体的に良くない状況(傾否)だが、「先否後喜」だから、輝く未来は必ずくるでしょう。――多難興邦

補足:

11.泰掛

11.泰掛

泰、小往大来。吉。亨。
初九、抜茅茹。以其彙。征吉。
九二、包荒、用馮河、不遐遺、朋亡、得尚于中行。
九三、无平不陂、无往不復。艱貞无咎。勿恤其孚。于食有福。
六四、翩翩。不富以其隣。不戒以孚。
六五、帝乙帰妹。以祉元吉。
上六、城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。

12.否掛

12.否掛

否之匪人。不利君子貞。大往小来。
初六、抜茅茹。以其彙。貞吉。亨。
六二、包承。小人吉、大人否。亨。
六三、包羞。
九四、有命无咎。疇離祉。
九五、休否。大人吉。其亡其亡、繋于苞桑。
上九、傾否。先否後喜。